福神漬けに入っている、あのひょうたんみたいな形をしたコリコリしたものです。
あの有名な絵本「ジャックと豆の木」の題材となったのが「ナタマメ」と言われています。空に向かってぐんぐん伸びていく姿を見ると、雲の上に届く木のモデルになったといっても納得できますね。子どもに話して聞かせるにも、その「本物」を見せてあげられるというのは非常に有意義です。幼稚園や小学校などの食育教材としてもおすすめです。
花が絶えることなく咲く姿や、長いつるが上に伸びて、下に戻っている姿から、鹿児島県では旅立ちの縁起物や、家内安全の祝い物として利用されているそうです。
あの赤穂浪士が縁起を担いで、なたまめの漬物を食べてから討ち入りに向かったとも言われています。